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関西発、世界へ

8月27日
読了時間: 3分

ATDジャパン関西チャプター、新プロジェクト始動

この秋、ATD-MNJ「関西チャプター」の活動が新しいフェーズに入ります。単発の学びの場から、約8ヶ月間の継続プロジェクトへ。今回はその全貌をご紹介します。




「価値の空洞化」という世界共通の問い

生成AIの急速な普及により、あらゆる業務の効率は極限まで高まっています。

その一方で、組織の「意味」や「固有の価値観」が失われていく——私たちはこれを「価値の空洞化(Value Hollowing)」と呼んでいます。


効率は上がっているのに、なぜか組織としての手応えが薄れていく。これは世界共通の脅威として、いま多くのTalent Development専門家が向き合っている問いです。


関西チャプターでは、この世界共通の問いに対して、「日本・関西が誇る超老舗企業」の知恵から光を当てるプロジェクトを立ち上げました。


AIが代替できない「5つの組織サバイバルスキル」

これらの老舗企業の知恵から、AIがどれほど進化しても代替できない人間の力を「組織サバイバルスキル」として体系化することが、このプロジェクトの目的です。


具体的には、暗黙知、美意識・感性、倫理的決定、関係性知能・プレゼンス、文化的意味構築という5つの力に注目し、AI時代に組織として何を「残し(Preserve)」、何を「変える(Transform)」べきかという、実務で使える判断軸を提案していきます。


ATD27(ボストン)へ、そして約8ヶ月の旅

このプロジェクトは、ATD27(2027年5月・ボストン)でのセッション登壇を目指しています。テーマは“What Enduring Organizations Teach Us About AI-Era Talent Development”。


ATD27の全体テーマである「Be the Catalyst(触媒となれ)」にも重なる、日本・関西発だからこそ語れるメッセージだと考えています。


プロジェクトは、今秋のキックオフから始まり、秋から冬にかけての共同リサーチ(老舗企業の事例研究、輪読・ディスカッション)、冬から春にかけてのコンテンツ磨き込み(セッション構成・実演練習)を経て、2027年5月のボストン本番登壇へとつながる、約8ヶ月間の旅になります。



「価値の空洞化」という言葉は、AI導入を進める多くの日本企業にとって、他人事ではないと感じています。

効率化の議論が先行し、「では、うちの組織は何を守るのか」という問いが後回しになっているケースを、支援の現場でもよく目にします。


老舗企業が数百年、時には千年をかけて磨いてきた「残すもの」と「変えるもの」を見極める知恵は、AI時代の人材開発を考えるすべての組織にとって、大きなヒントになるはずです。関西チャプターのこの挑戦を、ぜひ多くの方と一緒に育てていきたいと思っています。



一緒に挑戦しませんか

少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひプロジェクトにご参加ください。今からのジョインも歓迎です。ご興味のある方は、ATD MNJまでお問い合わせください。

詳細スケジュールと会合日程は、追ってご案内します。



参照:


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